「生産性=正義」をやめたら楽になった“成果”の見方をやさしく変えるヒント

成果2 べき思考の手放し
記事内に広告が含まれています。

「何かを生み出さなきゃ」と焦っていませんか?

SNSで「成果報告」を見るたびに落ち込む

何もできなかった日を「ムダだった」と感じる

達成できなかったことで自己嫌悪する

私自身、「今日は“何も”してない」と思っただけで気持ちが下がる日もあります。

でもそれは、“成果”の定義が他人基準になっているからかもしれません。

💡人生目に見えることだけが全てじゃないと思いつつも、落ち込んだ時にちょっとだけ気が楽になる考え方をご紹介します。

「べき」を手放して 体力や時間、気力を「好きなこと」に回すためのヒントをお伝するシリーズpart2。

シリーズpart1はこちら 

👉「人にどう見られるか」をやめたら暮らしがラクに|べき思考の手放し方 

成果1

思い込みに気づく

“成果”の呪い:「目に見える形」で残さなきゃいけないと思い込んでいませんか?

SNS、ビジネス書、自己啓発…。

どこを見ても、「成果を出すこと」「何かを作る・稼ぐ・役立つこと」が正しい、すばらしいとされています。

仕事の実績・収入額

フォロワー数

資格やスキル

家事の効率化

ダイエットの数字

確かに、それらがあると目に見えてわかりやすいため「すごい」と言われやすい。

でもそれだけが、本当に自分にとっての成果なのでしょうか?

視点を変えて評価してみる

本当は、見えない“成果”の方が多いのかもしれません。

たとえば今日、あなたが…

朝ちゃんとごはんを食べた

無理だと思っていた電話ができた

一つ、いらない物を捨てた

人にやさしい言葉をかけた

それらは、他人には見えないけれど、すごく大事なことです。

“自分を少しでも良くするための一歩”を踏み出したという意味で、価値ある立派な成果です。

視点の切り替え方

見えない成果に気づく視点の切り替え方を2つご紹介します。

成果=「進んだ量」ではなく向きの「変化」

「ちゃんと休めた」

「自分に優しくできた」

「悩みごとの整理ができた」

それはすべて、今より少し良い方向へ舵を切ったということ。

“前に進んだ”じゃなく、足踏みしながらでも“違う方向を向けた”

それだけでも十分、成果です。

成果=「やれたこと」より「やめられたこと」

無理な予定を入れるのをやめた

嫌な人との関わりを減らした

ついSNSを見て落ち込む習慣を手放した

これも、大きな成果です。

何かを減らす、やめる、引くという選択も、自分を守るための立派な「行動」です。

見えない成果を可視化する

気づきメモを残して、自分の“成果”に気づこう

例えば

毎日「よかったこと」を書く

変えられた考え方や習慣を記録する

「やめてよかったこと」を残す

こうしたメモが増えていくと、

「私、意外と進んでるかも」と思えるようになります。

▼見えない成果をかたちに残す方法はこちら

自分軸の元になるこつこつ記録のつけ方・続け方/メンタルにいいこと尽くし日記未満メモのすすめ

まとめ:「今日の自分、悪くない」って思えることがゴール

成果3

“成果”にこだわるのは、悪いことではありません。

でも、それが苦しさにつながっているなら、

「目に見えない成果」や「気持ちの変化」も見てあげてください。

結果や数字、称賛といった誰かの目に見える成果とは違う視点「自分にとってよかったか」で評価する。

そうすると、あなたは自分がもう十分成果を出していることに気づけるはず。

“何かを生み出さないと価値がない”と思っている方が生きやすくなる参考になれば嬉しいです。

次に読むおすすめ

▼「これってやるべき?」「手抜きじゃない?」という日常の小さなモヤモヤに対して、「やめても意外と大丈夫だった」という具体例をご紹介 。 べきを手放せばぐんと生きるのが楽になるはず。シリーズPart1 

👉「人にどう見られるか」をやめたら暮らしがラクに|べき思考の手放し方 

「人にどう見られるか」をやめたら暮らしがラクに|べき思考の手放し方
人目を気にして続けていた“べき”を見直して、暮らしにゆとりを。やめてよかった“思考と行動”をご紹介。心と時間の余白をつくり、好きなことにリソースを使う暮らしのヒントが詰まっています。

▼頑張っても成果が出ない…そんなときは「続けられる仕組み」があると強い味方に。

👉 気合なしでも続くをつくる!心理的・物理的障害を減らす仕組み化のすすめ

タイトルとURLをコピーしました